ドラマ『黄昏流星群~人生折り返し、恋をした~』は佐々木蔵之介さん主演のドラマです。
内容は、人生の折り返しを迎えた男女が運命の人に出会ってしまう大人のラブストーリー。
ドラマの原作、主題歌、基本情報をまとめてご紹介いたします。
目次
原作は弘兼憲史さんの漫画作品
原作は1995年から「ビッグコミックオリジナル」(小学館)で連載されている『黄昏流星群』
2000年には、文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。
原作は短編オムニバスとなっていて、ドラマは第1集「不惑の星」をベースに描かれるそう。
主演の佐々木蔵之介さんも「あの一編をどのように全10話の連ドラにしていくのか、という楽しみがあります。」とコメントしています。
オリジナルのキャラクターなども登場するそうなので、始まってみないと内容が全く想像できません。
主題歌を聴いた制作陣のコメントがすごい!
平井堅さんの『half of me』が主題歌に決定。
この曲はアコースティックライブ「Ken’s Bar」で披露されて以来、ライブでしか聴けなかった貴重な名曲だったそう。
長年温めてきたラブバラードで、ドラマの世界観にリンクしていたことから今回主題歌に決定。
名曲『even if』のその後を描いた楽曲でもあるそうなので、同曲が好きだった方も必聴かもしれませんね。
平井堅さんのコメントはこちら。
決して1つにはなれないけれど、だからこそ1つになりたいと願う。生きると言う事は空白の半分を、欠損の半分を探す旅なのかもしれない。そんな思いを書きました。
平井堅さんの歌声が流れると、ドラマの世界が一気に広がるイメージがあります。
プロデューサーの方のコメントのなかにも「初めてこの曲を聞いた時、広がる情景に心震えました。」という言葉がありました。
まさにいつも主題歌で初めて聴いた時と同じイメージだったので、楽しみになりますね。
監督のコメントも凄いです。一部抜粋。
撮影中に初めて“half of me”を聴いたのですが、想像していた以上に優しいフレーズと心のこもった声が流れてきて、その瞬間、必然的に画面で何を表現し何を演出すれば良いのか教わりました。曲に左右されるのはまれなことで、とても新鮮です。
演出にも影響を与えるほどの曲なんて、ドラマで流れるのも楽しみですが絶対にフルコーラスで聴いてみたいと思いました。
【黄昏流星群】ドラマ情報
放送日・時間
- 初回放送:2018年10月11日《初回は15分拡大》
- 放送局:フジテレビ系
- 放送日時:毎週木曜 よる10時~
第1話あらすじ
瀧沢完治(佐々木蔵之介)は勤続28年の銀行マン。懸命に勤めた甲斐あり、若葉銀行新宿支店長にまで上り詰め、自他共に認める出世頭だった。優秀ゆえ、部下の女性から熱い視線を送られることもあるが、完治は応えない。不倫は出世の致命傷になるし、興味がなかった。
妻の真璃子(中山美穂)もその点は完治を信用し、ずっと支え続けている。働き詰めの完治と時間をあまり共有出来ない真璃子の生きがいは娘、美咲(石川 恋)。その状態がもう20年以上続き、夫婦にはそれが日常になっていた。 そんな中、真璃子は美咲から、近々恋人の日野春輝(藤井流星)を紹介したいと言われ、ショックを受ける。自分から娘を取ったら何が残るのか、そしてこれから先どうすればいいのか…。
一方、最優秀店舗賞まで獲り、すぐにでも本店への昇進かという完治にも思わぬ出来事が起こる。出向を言い渡されてしまったのだ。派閥長の不祥事の巻き添えで自分は切られた、と知った完治は、街を彷徨い場末の居酒屋でボロボロに飲み潰れる。そんな完治は目の前のグラスの氷を見て、ふとあることを思いつき…。
数日後、完治の姿はスイスにあった。真璃子には出張だと嘘をつき、一人で来てしまった。しかし、生憎の悪天候でマッターホルンには登頂はもちろん見ることも出来ない。それでも完治はマッターホルンへのロープウェイに乗る。吹雪の中、自分一人だと思っていたゴンドラに日本人女性、目黒 栞(黒木 瞳)が乗り込んできて…。
公式サイト「黄昏流星群」より
登場人物/キャスト
瀧沢 完治/佐々木 蔵之介
若葉銀行の新宿支店支店長。仕事一筋で支店長にまで登り詰めた。本店へ昇進かと思われたころ、子会社への出向を命じられる。出張と偽り訪れたスイスで、目黒栞と出会う。
瀧沢 真璃子/中山 美穂
専業主婦として完治を支えながら、一人娘を育ててきた。大事な娘の結婚が決まり、喪失感を抱いている。完治が左遷を黙っていたことにショックを受ける。
日野 春輝/藤井 流星(ジャニーズWEST)
弁護士。完治と真璃子の一人娘・美咲の婚約者。しかしこの結婚には秘密が…
最初は美咲の母として接していた真璃子に対し、真摯に相談に乗るうちに気持ちに変化が。
瀧沢 美咲/石川 恋
完治と真璃子の一人娘。大手商社に勤務。しっかり者で、真璃子とは姉妹のように仲良し。しかし大きな秘密を抱えていて、瀧沢家に波乱をもたらす。
川本 保/礼二(中川家)
完治の出向先である物流会社『荻野倉庫』の財務総務課長。
日野 冴/麻生 祐未
春輝の母。名家を守ってきた女当主であり、自身も名家出身。
水原 聡美/八木 亜希子
翻訳家。真璃子の友人であり、良き話し相手。
徳田 和夫/小野 武彦
完治が通う居酒屋『一番星』の大将。謎が多い人物。
目黒 栞/黒木 瞳
単身旅行中の完治とスイスで出会う。親の介護に追われる日々を送ってきた。人生を見つめ直した時に完治と出会い、帰国後に偶然再会してしまう。