90年代カルチャーリバイバルという言葉を、去年ぐらいから聞くようになりました。
私も懐かしさを感じて映画や音楽を改めて鑑賞したりしています。
90年代に人気だった『スクリーム』も、初期3部作を一気見したくなりました。
今回は、今でも懐かしくてたまに見たくなる映画『スクリーム』を当時を振り返りながら紹介いたします!
目次
映画【スクリーム】シリーズとは?
スクリームの予告編
画質荒いですね。なんとなく雰囲気は分かるんじゃないでしょうか。
ちなみに最初に出てくる金髪おかっぱ女子が、ドリュー・バリモアさんです。若い!
あらすじ
小さな町で不可解な連続殺人事件が起きて以来、シドニー・ブレスコットをはじめとする型破りな友人たちは、マスクをつけた殺人鬼に狙われる。ホラー界に新たな息吹を吹き込んだ大ヒット・スリラー。本作を皮切りにシリーズ化されている。
『エルム街の悪夢(84)』などのウェス・クレイブン監督の学園ものホラー。
第1弾が異例の大ヒットを記録し、翌年には続編『スクリーム2』が製作されました。
2000年には『スクリーム3』が製作され、この3作品が初期3部作(スクリームトリロジー)と呼ばれています。
『スクリーム4』という後継作品もありますが、私は見ていない。
スクリーム4について
『スクリーム』シリーズの続編『スクリーム4:ネクスト・ジェネレーション (2011年)』は、スクリーム初期3部作(トリロジー)の正式な続編にあたるみたい…
…私もよく分かってなかったw
前作から10年後の設定で作られた続編で、前3作の出演者も出演。
(パート3までの生存者がバレるため、一応名前は伏せときます)
アメリカの学園ものが好きな人にオススメ
カルフォルニアの田舎町が舞台
映画の舞台は、カリフォルニア州の田舎町ウッズボロー。
町中や学校、住宅地で殺人事件が起こります。
ちょっと閉鎖的な空気の町で、キャラクターたちは恐怖と戦いながらも追い詰められていきます。
恋人や友達など身近な人間関係のなかで、それぞれが協力し合ったり疑い合ったりする過程では、とにかくハラハラさせられます。
90年代ファッションが懐かしい
物語の主人公たちは学生です。
そのため、90年代アメリカのティーンがどんなファッションやメイクだったのかが分かります。
出てくるのは郊外の学生たちということもあって、ラフでカジュアル。
90年代に学生だった私が見ると「当時のファッションってこんな感じだったかな?」とか「髪形とメイクが古くさい!懐かしい!」とか思っちゃいます。
しかも自分のファッションのイタイ失敗などを思い出しては恥ずかしくなって「ギャー」っていう気持ちにもなりますね。
最近だと「90年代のファッションが可愛い」って言う人もいるんですね。
でも割と変なファッションも流行った時代だったんじゃないかと思うんです。
だから私は
完全に黒歴史だと思ってた。
ファッションの流行は時代をぐるぐる回ってるんでしょうけど、リバイバルがくるなんて思えないぐらい変な服とかも売ってましたw
ホラー映画が苦手でも見れる?
映画を解説してくれるキャラ登場
主人公の仲間のなかに映画オタクがいて、そのキャラが会話のなかで「ホラーやスプラッター映画のキャラが死ぬお決まりのパターン」を挙げて説明してくれます。
たとえば…
- 追い詰められた時、2階に逃げちゃダメ
- 酒やドラッグを楽しんで、油断するのは厳禁
- 「すぐに戻る」は絶対言ってはいけないセリフ
など他にもあり。
映画オタクのキャラが警告と解説をしてくれるなんて、親切なうえに斬新!
実際どうなるかっていうと、解説通りになることもあれば、パターンを裏切ってくることもあります。
そんな風に「次はどうなっちゃうの?」っていうハラハラする仕掛けが、たくさん用意されています。
そのおかげか、当時からホラーが苦手だった私でも分かりやすくて見やすかったんです。
もちろん本当にホラーが苦手!っていう人は無理でしょうけど、まあそこまで苦手ならまず見ようとも思わないですよね。
パロディが分からなくてもOK
往年のホラー映画のパロディを多数含んでいるため、詳しい人はさらに楽しめるポイントが多いと思います。
私は上でも書いた通り、ホラーやスプラッター映画がどちらかというと苦手なんでパロディは分からない部分が多かったけど、それでも楽しんで見てました。
これからも90年代を懐かしむ映画の1つとして、時々見たくなることでしょう。
この映画は・・・
1人でハラハラドキドキしながら見ても良し。
キャラに向かって「後ろ!後ろ!」とか言いながら
誰かと一緒に見て盛り上がるも良し。
わりとラフに見れるホラー映画なんじゃないでしょうか。
映画の人気でキャストの知名度も一気にアップ
1作目で印象に残ってるキャストは、この3人です。
ネーヴ・キャンベル
主演のネーヴ・キャンベルは、テレビドラマ『サンフランシスコの空の下』の主要キャラクターを演じていたので、知名度はあったみたいです。
そんな時『スクリーム』シリーズが大ヒットしたことにより、それまでを上回る知名度と人気をゲット!したようです。
映画の中で正体不明の犯人が、電話越しに主人公の名前「シドニー」を連呼するから「ネーヴ・キャンベル=シドニー」というイメージが強烈に焼き付きました。
ネーヴ・キャンベルを見かけてもシドニーのイメージが拭えなかったので(というかあんまり見てない気が…)、もしアメリカでもそうなんだったら結構大変そうだな…って勝手に思ってました。
コートニー・コックス
事件を追う記者を演じたのはコートニー・コックス。
当時大人気だったシットコム『フレンズ』でメインキャラの1人「モニカ」として人気になって、この映画のヒットが重なったことによって大ブレイクしたイメージです。
私の中では『フレンズ』を10シーズンに渡って見てたので、完全にモニカなんですよね。
潔癖症で負けず嫌いなモニカが大好きでした(見てない人すみません)
スクリームシリーズの共演者でもあったデヴィッド・アークエットと結婚して、娘のココちゃんも誕生しています(娘さんのゴッドマザーはジェニファー・アニストン)
しかし2013年に残念ながら離婚してしまいました。
ドリュー・バリモア
キャストの出演シーンで最も驚いたのは、ドリュー・バリモア(『E.T.』『チャーリーズ・エンジェル』)
冒頭からインパクト大な出演シーンで、映画自体の説明にもなっていて、初めて見たとき本当に怖かった!
その他のキャストたち
他にも主人公のシドニーの恋人役のスキート・ウールリッチ(LAW & ORDER:LA)、怪しげな役を演じたリーヴ・シュレイバーなどが、この映画で有名になったみたい。
…ですが、あんまり他の出演映画を知らないので書けませんでした。