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映画『犬ヶ島』感想:日本文化と豪華キャストだらけで情報量がすごい

映画 犬が島(C)2018 Twentieth Century Fox Film Corporation

 

ウェス・アンダーソン監督のストップモーションアニメ『犬ヶ島』を見ました。

冒頭からこんなこというのもアレだけど、中身がないスカスカの記事になってしまいました。

まあそれはいつも通りだし見出しみたらバレバレだけど、読み返してみたら今回は特にひどかった。

ネタバレでもなく散漫なだけの感想ですが、思ったことを率直に書いています(という言い訳)

映画『犬ヶ島』について

映画情報

  • 原題:Isle of Dogs
  • 製作:2018年
  • 製作国:アメリカ
  • 監督:ウェス・アンダーソン

ウェス・アンダーソンは『グランド・ブダペスト・ホテル』『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』『ムーンライズ・キングダム』などの監督。

ポップに見えて、かなり変わった作品が多い気がします。

最近この映画も見ました

あらすじ

近未来の日本。ドッグ病が大流行するメガ崎市では、人間への感染を恐れた小林市長が、すべての犬を“犬ヶ島”に追放する。ある時、12歳の少年がたった一人で小型飛行機に乗り込み、その島に向かった。愛犬で親友のスポッツを救うためにやって来た、市長の養子で孤児のアタリだ。島で出会った勇敢で心優しい5匹の犬たちを新たな相棒とし、スポッツの探索を始めたアタリは、メガ崎の未来を左右する大人たちの陰謀へと近づいていく──。

公式サイトより

あらすじを読んでもよく分からないですね。

冒険アドベンチャーぽいあらすじだが、あまり壮大な感じもないので話が想像できないなぁと思って見始めました。

キャストを簡単に紹介

主人公の少年・小林アタリ

コーユー・ランキン

今作はなんと長編デビュー作品にして主役に抜擢されたそう。

アタリの愛犬・スポッツ

リーブ・シュレイバー

出演作品:『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』『スクリーム』

私はスクリームの印象が強過ぎる方です。

アタリを助ける犬たち

ブライアン・クランストン、エドワード・ノートン、ボブ・バラバン、ビル・マーレイ、ジェフ・ゴールドブラム

アタリを助ける犬さんたちが渋すぎやしませんか。

その他の海外キャスト

スカーレット・ヨハンソン、ティルダ・スウィントン、グレタ・ガーウィグ、フランシス・マクドーマンドなど。

好きな役者さんが多くて、とても心惹かれるキャストでした。

小林市長(アタリを養子にする)

野村訓市

クリエイターの方。原案にも関わっている。声のキャスト出演はイメージに合うため起用されたらしい。

オノ・ヨーコ(科学者の助手)

オノ・ヨーコ

名前そのままやんけw海外の方でも知ってるから?本編の会話の内容が意味深だった気がするのは、深読みしすぎでしょうか。

その他の日本キャスト

渡辺謙、高山明、伊藤晃、野田洋次郎、夏木マリ、村上虹郎など。

日本のキャストも豪華だったり、意外だったりで興味深いですね。

他にも松田龍平、松田翔太、秋元梢、山田孝之の名前があって気になってたんですが、映画見てても分かりませんでした…残念。

映画【犬ヶ島】感想

ポスター見て3Dだと思ってた

ウェス・アンダーソン監督の作品は4本ぐらいしか見たことがなくて、ストップモーションアニメの『ファンタスティックMr.FOX』も見ていません。

 

私は何も知らずに『犬ヶ島』のポスターを見て、恥ずかしながら3D作品かと思っちゃいました。

そんな状態で予告編を見て驚きました。あれ3Dじゃないの…ていうか、もう

 

コマ数、多っ!

 

動きが随分となめらか過ぎやしませんか?

そのなめらかさは「これなら3Dでも良くね、その方がラクじゃね」って思うぐらいだ。

 

動画で裏側が見れるけど、めんどくs…細かいですねぇ。

こういうのって手が当たって倒しちゃって、あちゃーみたいなのはないのかね?

 

(補足)結局は映画本編を見たら、3Dとは違うんだなって分かりました。特に犬や子供がよく動くシーンを見てたら、ストップモーションアニメならではの味わいがありました。

暗くて不穏な空気

まずポスターや予告などの動画を見ると分かると思いますが、少年と犬のデザインが可愛くはないんですね。

キャラが分かってくると内面から滲み出るお茶目さはありますが、造形自体は決してキャラっぽい可愛さはないです。

でも可愛すぎるよりは、微妙にリアルな部分があって好きでした。

シュールな空気に笑っちゃうシーンもあるので、可愛すぎたら無理ですものね。

 

ひとつ気になったのは、全体的になぜか不穏な空気なこと。荒廃してる場所とか哀しいシーンじゃなくても、見てると不安になる暗い雰囲気なんです。

同監督の他の作品もポップなわりにパーっと明るくはなかったけど、それにしても暗くてこれが日本のイメージなのかな?って気になっちゃいました。

字幕版と吹替版どちらで見たらいいのか問題

この映画では日本人は日本語を話し、犬が英語を話します。

 

そして映画冒頭部分でも説明が入るんですが、英語圏の人がこの映画を見る場合日本語の会話に英語字幕はなくて意味が分からないまま見てるんです。

本編で通訳が出てくるシーンとか、一部の英語補足表記はありますが。

 

ストーリーのなかで犬と人間のすれ違いも重要な部分なので、吹替版が全部日本語だったらすれ違う部分って、どう表現されてるんでしょう?

私はどっちで見るかにこだわりがないので「海外キャストも豪華だし字幕版で見とくか」ぐらいでしたが、字幕版で良かったと鑑賞後に思いました。

 

ところで、日本なのに日本犬が出てこないのは犬が英語を話す設定だからなのかしら。日本犬が英語喋ったら混乱しそうですね。

キャストが豪華だけど見つけられない

あらまあ海外キャストも豪華!なんて思ってましたが、誰が誰だか意外と分からない。

普段作品を見る時に声は聞いてるのに、字幕読む方に気を取られてるってことがよく分かりました。

 

それでもスカーレット・ヨハンソンは分かったんですよ!

スカーレット・ヨハンソンって、映画『her』で声だけの出演もしてますよね。

あの声に主役(ホアキン・フェニックス)が恋に落ちていたから良い声なのかもしれない。確か過去に歌手デビューもしてるし。

 

あと日本人キャストついても触れておきます。
…ここで考えてみて気づいたんだけど、さっき書いたこと訂正させてください。

 

そういえば日本人キャストも、誰が誰だか分からなかったわ。

 

字幕読んでるからとか関係なかったんか。

でも夏木マリとオノ・ヨーコだけは一瞬で分かりました。
まあオノ・ヨーコは、役名もオノ・ヨーコだから分かったんですがw

夏木マリもインパクトある話し方だったし…千と千尋~の湯婆婆を彷彿とさせるような…

渡辺謙や野田洋次郎あたりはさすがに分かるだろって思ってたけど、なぜかすぐ分からなくて。

「ああ…」みたいな間がありました。

 

結局英語でも日本語でも、大量の情報を処理する方に意識が向いてて気づかなかっただけでした。

情報量が多くてしんどい

この映画は、とにかく情報がいっぱい入ってきます。

 

前述の通り、海外版の日本語部分には英語字幕が入っていないというだけで本来は情報量が半分でも映画を楽しめるようになってるはずですもんね。

日本人の私は、人間の言葉も犬の言葉も看板の文字も全てを高速で処理することになります。

通常なら英語部分だけ処理するとスムーズに見れるスピード(それでも多めなぐらい)で作られていれば、そうなりますな。

 

そのせいか言葉の情報量が私の脳のキャパを完全に超えたんでしょう。

映画を見てる時めったに眠くならないのに、寝そうになったんで中断してコーヒー飲みましたw

きっと速読ができる人なら余裕ですよ!

日本文化がいっぱい出てくる

それでも見て良かったと思います。海外作品で日本がここまで細かく表現されてる映画を見たことがありません。

鑑賞前は、分かりやすい日本のイメージを組み合わせてるだけなのかなって思ってました。

相撲・寿司・和太鼓など勿論分かりやすさもありますが、絵巻のタッチとか桜の散り方とか細部までのこだわりは確実に伝わってきました。

日本人が関わってるからかもしれませんが、海外作品によくある「間違い日本語」も私が見た限りではありませんでしたし。

(実は看板とかは速読できないから見逃してるかもしれないw)

私はめちゃくちゃ分かりやすいところしか気づけませんが、日本映画をちゃんと見てる人はきっとオマージュがたくさん見つけられて、もっと楽しめると思います。

あと海外の映画好きや日本文化が好きな人の方が、自分より日本映画をいっぱい見てるって思うと微妙な気持ちになるので、もう少し未見の日本映画を見ようと思いました。

 

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※本記事の配信情報は2018年9月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXT公式サイトでご確認ください。