音楽

『アダムとイヴの林檎』椎名林檎と参加アーティストの関係&コラボ作品

アダムとイヴの林檎-参加アーティスト画像引用:amazon.co.jp

 

椎名林檎さんのトリビュートアルバム『アダムとイヴの林檎』が5月23日に発売されました。

このアルバムは、デビュー20周年記念作品の第1弾と発表されています。

第1弾ってことは、まだ作品リリースの予定があるのでしょうか?オリジナルアルバムとか。

『アダムとイヴの林檎』には林檎さんと過去にコラボ作品をリリースしていたり、ゆかりのあるアーティストも多数参加しています。

今回は過去にコラボした方との作品や関係などについて、ご紹介します!

2002年に草野マサムネとデュエット

灰色の瞳をカバー

『アダムとイヴの林檎』1曲目の【正しい街】は、この曲のためのスペシャルバンドによるものです。

その名も「theウラシマ’S」インパクトありますよね!

このバンドでボーカルを務めるのはスピッツの草野マサムネさん

2002年に椎名林檎さんが出産後の復帰作として2枚組のカバーアルバム『唄ひ手冥利』をリリースしましたが、このアルバムの【灰色の瞳】で林檎さんとデュエットしています。

2人のデュエット曲は、アルバムの1曲目を飾っています。

当時リリース前にこのデュエットが発表された時、2人の歌声をそれぞれ想像すると「合うのかな?」って思っていました。

いざ聴いてみると曲にも合っているし、2人の声が重なった部分を聴いて鳥肌が立ちました。

 

『theウラシマ’S』の豪華メンバー&プロデューサー

theウラシマ’Sは、豪華メンバーだと色々な場所で話題になっていましたよね。

  • ボーカル:草野マサムネ(スピッツ)
  • ドラム:鈴木英哉(Mr.Children)
  • ギター:喜多建介 (ASIAN KUNG-FU GENERATION)
  • ベース:是永亮祐 (雨のパレード)
  • プロデュース:亀田誠治

スピッツとミスチルが一緒にバンド…!90年代から音楽をリアルタイムで聴いていた世代なので、テンション上がりますね。

ギターの喜多建介さんはスピッツのコンサートに行った際に、亀田誠治さんと隣の席だったことがキッカケで、参加が決まったそう。

【正しい街】のカバーをプロデュースした亀田誠治さんは、初期の林檎さん作品のプロデューサーなので、当時『無罪モラトリアム』もプロデュースしています。

20年近くの時を経て、改めて違うメンバーでこの曲をカバーして、それをプロデュースするっていうのが…感慨深いものがありますよね。

林檎さんが中高生を福岡で暮らし東京に上京した経験から書かれた曲を、福岡出身の草野さんが歌っているのも素敵だと思いました。

 

EMIガールズの相方・宇多田ヒカルとの関係

カーペンターズの曲をカバー

1998年に東芝EMIからデビューした椎名林檎さんと宇多田ヒカルさん。

レーベルメイトでもあったお2人は、1999年10月の東芝EMIコンベンションライブで『東芝EMIガールズ』として、カーペンターズの【I Won’t Last a Day Without You】を披露しています。

昔ライブ音源がYouTubeにあって聴きましたが、アドリブの応酬がスリリングでドキドキしました。

リハーサルはあまりしていない雰囲気でしたが、あんな風にパッと合わせられるのか!と驚きましたね。

【I Won’t Last a Day Without You】は後に改めてレコーディングされ、2002年発売の『唄ひ手冥利〜其ノ壱〜』に収録されています。

2014年に宇多田さんが結婚した際には、林檎さんが自身のアコースティックライブで【traveling】をカバー。

ライブでは宇多田さんを「EMIガールズにおける私の相方」と紹介したみたいです。

宇多田さんはこのカバーについてファンから報告を受け、twitter上で「お祝いももらった」と言ってたそうなので、活動休止中も交流があったということですね!

2014年に林檎さんが表紙を飾った『SWITCH Vol.32 No.11』内で、宇多田さんとのSMSでのやりとりをノーカット公開しています。

私も当時チラッとは見たんですが、「買っておけばよかった!」とこれを書いている今、思っていますw

SMSでは写真のやりとりもあって、林檎さんがフェスに参加したことなどを報告していました。

宇多田さんは、自分の友達がロンドンで(林檎さんのパートナーである)児玉さんと仕事をしたということを報告していました。

プライベートなSMSの紙面公開を承諾するとは、よほどの信頼関係ですよね。

二時間だけのバカンス

そして2016年発売の宇多田さんのアルバム『Fantome』収録【二時間だけのバカンス】では、完全オリジナル曲でのコラボを果たしました。

MVは児玉裕一監督によるものです。このMVについて『関ジャム』MV特集の回で、児玉監督が「2人がギュッとくっついてる画を撮りたかった」と言ってました。

あのシーン、ちょっとビックリしました。ああいうMVとは全く想像してなかったな。

 

【丸の内サディスティック】は過去にラジオで歌っていた

今回【丸の内サディスティック】をカバーしているのは、宇多田ヒカルさん&小袋成彬さんです。

小袋さんは、宇多田さんのアルバム『Fantome』収録の【ともだち】に参加後、宇多田さんプロデュースのアルバムで4月にデビューしました。

去年、小袋さんのラジオに宇多田さんがゲスト出演した際に2人で【丸の内サディスティック】をカラオケで披露しています。

この時に使用した音源は、なんと林檎さんご本人から直接提供されました。

そして、その時に林檎さんから提供された音源は【丸の内サディスティック (EXPO Ver.)】でした。

私がラジオを聴いていて面白かったのは、音源がカラオケ用とのことで林檎さんの声はなかったんですが、もともと入っていた長岡亮介(浮雲)さんのコーラスがガッツリ残っていたため、3人でコラボしてるかのようになっていたことw

ご本人たちもラジオで、歌唱後にそのことを言及していた記憶があります。

『アダムとイヴの林檎』に収録されているものは、リアレンジして演奏から歌まで改めてレコーディングした新バージョンです。

 

【丸の内サディスティック】は異例の人気曲

【丸の内サディスティック】はシングル曲ではなく、『無罪モラトリアム』に収録されている曲ですが、異例ともいえるほど人気が高い曲でコピーやカバーをする人がたくさんいます。

林檎さん自身がソロ~東京事変~ソロの長い期間に渡り歌ってきているので、その影響があるのかもしれません。

メンバーやアレンジが披露するたびに変わるので毎回全く違うはずなのに、どれも良いってすごい。

東京事変の解散ライブでも披露されています。

2009年発売のオリジナルアルバムとしては4作目となる『三文ゴシップ』には【丸の内サディスティック (EXPO Ver.)】が収録されています。

【丸の内サディスティック (EXPO Ver.)】は当初、東京事変のメンバーである伊澤一葉さんと浮雲さんと共に3人で作る予定でしたが、伊澤さんが連絡してきた時には浮雲さんが既に作業を始めていたことから、伊澤さんは不参加になったそう。

ベースには長岡亮介さん(浮雲)がボーカル&ギターを務める『ペトロールズ』のベーシスト三浦淳悟さんが参加しています。

メロウ&ムーディな雰囲気で、林檎さんソロVer.や東京事変Ver.とも違ったカッコ良さがあり、英語詞部分もしびれます。

 

レキシとは【きらきら武士 feat.Deyonna】でコラボ

レキツに収録されてる曲

【幸福論】をカバーしたレキシとは、2011年に発売されたレキシのアルバム『レキツ』でコラボしています。

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カッティング エッジ

【きらきら武士 feat.Deyonnna】のDeyonnaが椎名林檎さんのレキシネームです。

レキシネームとは:レキシとコラボしたり、縁があったりするとつけてもらえる名前。

Deyonnaは「デヨンナ」ですが、「ビヨンセ」と言いながら訛っていく感じの発音で発すると良いそうwデェィヨンナって感じかな?

Deyonnnaの由来は「入り鉄砲に出女」から。

【きらきら武士】は林檎さんのツアーでも披露されています。

軽やかな歌唱の林檎さんと浮雲さんのコーラスの組み合わせにウットリ。

演奏陣も軽快なノリで、皆さん本当に素敵です。

レキシのライブでは、ジャズピアニストの上原ひろみさんとコラボして披露していました。

上原さんのレキシネームは、レキシの曲をオシャレにアレンジしちゃうから【オシャレキシ】なんですが、まさにオシャレでした。そして楽し気な演奏で観ててテンション上がります。

レキシがカバーした【幸福論】は、絶妙にレキシっぽいところが好きです。爽やかで明るい気分になる曲に仕上がっていて、さすがです!

 

RHYMESTERのMummy-Dと過去にコラボした曲たち

「あまいやまい」でマボロシとコラボ

【本能】をカバーしたRHYMESTERのMummy-Dさんが、坂間大介さん名義で活動をしている『マボロシ

2009年発売のアルバム『マボロシのシ』収録の【あまいやまい feat.椎名林檎】で、林檎さんとコラボしています。

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Ki/oon Sony キューン ソニー

【あまいやまい feat.椎名林檎】では共作も行なっているため、2人の掛け合いがスリリングで大人の曲って感じで素敵です。

ちなみにマボロシのギター竹内朋康さんは、林檎さんのアリーナツアー「林檎博’14 ―年女の逆襲―」にも参加しています。

また林檎さんのお兄さんであり、シンガーソングライターの椎名純平さんとバンドを組んでいたり、今年も一緒にライブを行なっていたりします。

「流行」のMVがかっこいい

林檎さんの2009年発売のアルバム『三文ゴシップ』収録の【流行】には、マボロシの2人がラップとギターで参加しています。

MVには2人も出演していて、スタイリッシュでかっこいい!

【流行】は編曲を担当したのが、東京事変(1期)の元メンバーでもあるヒイズミマサユ機さん。

ヒイズミさんは演奏にも参加していて、音も歌もラップも全てが言うことなしのカッコ良さです。

同じく『三文ゴシップ』に収録の【尖った手口】にもMummy-Dさんは参加されていて、このアルバムでの活躍っぷりがすごいです。

 

【茜さす帰路照らされど・・】は冨田ラボがアレンジ

藤原さくらさんカバーの【茜さす帰路照らされど・・】のアレンジャーは冨田ラボ(冨田恵一さん)です。

椎名林檎さんは冨田ラボの作品に参加しています。

2013年発売のアルバム『Joyous』収録【やさしい哲学 feat.椎名林檎】として、作詞とボーカルで参加。

同アルバム内の【この世は不思議 feat.原由子、横山剣、椎名林檎、さかいゆう】ではボーカルで参加しています。

【やさしい哲学】は、林檎さん自身が客演した作品を集めた2013年発売のアルバム『浮き名』にも収録されましたし、自身のライブでも披露しています。

冨田ラボは、2014年発売の林檎さんによるセルフカバーアルバム『逆輸入 〜港湾局〜』収録の【青春の瞬き】の編曲も行なっています。

この曲は『SMAP×SMAP』で歌い、元東京事変のメンバーと紅白で演奏したことでも話題になりました。

 

椎名林檎と参加アーティストのコラボ作品以外の関わり

田島貴男が過去にカバーした椎名林檎の楽曲

【都合の良い身体】をカバーした田島貴男さんは、2003年に椎名林檎さんの【おこのみで】をライブでカバーしています。
かなり前に動画を観ましたが、完全に自分の曲のように歌い上げていて聴き入ってしまいました。

林檎さんオリジナルの【おこのみで】は、金属っぽいピアノの音が印象的です。

収録アルバムは、前2作とは全く違う実験的なアルバムで驚きました。

 

田島さんカバーの【都合の良い身体】は楽器編成がオリジナルよりも、ずっとシンプルです。
カッコ良いのに、なぜか心地よくてずっと聴いていられる感じなのが不思議で、すごく好きです。

▼余談ですが、長岡亮介(浮雲)さんとのライブアルバムが素晴らしくて、上半期たくさん聴いています。

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コロムビアミュージックエンタテインメント

 

【ここでキスして】には東京事変のメンバーも参加

木村カエラさんカバーの【ここでキスして】は、プロデュース・アレンジ・ベースが亀田誠治さん。

ピアノアレンジとピアノ演奏が、伊澤一葉さんです。

2人とも東京事変のメンバーなので、バンド時代から愛聴している人は東京事変のサウンドの雰囲気を感じられるんじゃないでしょうか。

東京事変は2020年の再結成を期待する声が多いようですが、どうなるでしょうか。

それぞれのメンバーが活躍しているので、もし実現することがあれば新作やライブも楽しみです。

【おとなの掟】が好きな人に【ありきたりな女】も聴いてほしい

松たか子さんといえば、【おとなの掟】での関わりが記憶に新しいですよね。

今年に入ってからMusic Stationで林檎さんと松さんでデュエットをした回は、もちろん録画して正座して見ましたw

松さんの声がもともと好きなのもありますが、【ありきたりな女】での舞台を観てるかのような歌に感動。

無駄なものを極限まで削ぎ落した中で、あの迫力…最後にこの曲で終わるなんて、ものすごいアルバムだと思いました。

そして松たか子さん自身のオリジナルアルバムも【おとなの掟】ソロバージョンはもちろん、繰り返し聴きたくなる名曲ばかりなので本当におすすめです。

私は楽器が最小限でメロディが美しい【つなぐもの】がとにかく好きで、今年の冬は聴きまくりました。

 

『アダムとイヴの林檎』まとめ

今回は過去にコラボしたことがあるアーティストについて書きましたが、他の参加アーティストの曲も素晴らしかったです。

全体的に文句なくとにかく「かっこいい!」と言いたくなる曲ばかりでした。

そして今まで聴いたことがある他のトリビュートアルバムとは違う印象を受けました。

椎名林檎さんの作品の延長線上にあるというか…

トリビュートアルバムはアーティストの個性が色濃く出るので、一気に聴くと疲れることが多いんですが、『アダムとイヴの林檎』は最初から最後まで通して聴いても、不思議と聴きやすくて疲れなかったです。

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